話題の本、「コロナウイルスの感染や重症化を未然に防ぐ! 賀先生が教える 免疫力を高める「鍼」と「漢方」にみる__ 「鍼」と「漢方」のちょっといい話。

鍼の実力エピソード


ニクソン大統領が1972年に中国を訪れた時のことでした。
同行したニューヨーク・タイムズの記者が虫垂炎になってしまいました。
そこで、急遽北京で手術を受けることになったのです。
開腹が必要な手術ですから、当然麻酔が必要です。
ところが、麻酔薬は使わないと言われて、その記者は青ざめました。

手術代の上に震えながら横たわる記者にかまわず、
執刀医はニコッと笑顔で、ツボに麻酔鍼を刺したのでした。
この鍼によって、脳内にはモルヒネによく似た物質が分泌されました。
もちろん記者は痛みを感じずに、手術は無事に成功したのでした。

この手術のニュースは瞬く間に世界を駆け巡り
今ではW H Oが鍼の効果を認めています。

「コロナウイルスの感染や重症化を未然に防ぐ」を読むと、
そんな鍼の優れた効果を学ぶことができます。

コロナウイルスの感染や重症化を未然に防ぐ!
賀先生が教える 免疫力を高める「鍼」と「漢方」
賀偉 (著) 定価¥1,320

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鍼灸師・賀偉

北京中医学院(現・北京中医薬大学)卒業。中国初の鍼灸の人間国宝「国医大師」である父・賀普仁に師事。その後、来日し、東京医科歯科大学院で漢方薬を専攻。厚生省(現・厚生労働省)の鍼灸資格取得。2001年に精誠堂鍼灸治療院を開院。世界中医学学会連合会理事。日本鍼灸三通法研究会会長。

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